iPhone Xは防水だけど完全防水じゃないよ。なので完全防水防塵ケース

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IP68 vs IP67

昨年よりお問合せを頂きながら完成迄に大変お時間を頂いたiPhone X専用完全防水防塵ケースRichbox『Extreme for iPhone X』がようやくCROYに到着。

そして急遽ですが本日より期間・数量限定特別価格にて予約販売を開始致します!併せて「Extreme2 for iPhone 6(s)」「Extreme for iPhone 7/8(Plus)」も特別価格にてご奉仕なう。

  • Extreme for iPhone X
  • Extreme for iPhone 7/8 (Plus)
  • Extreme2 for iPhone 6(s)

商品仕様については商品ページにてご確認ください。今回はiPhoneの防水性能と本製品の防水防塵性能にクローズアップして、よくお問合せ頂く”防水”の規格上の違いについてご説明します。

iPhoneを完全防水防塵仕様に!

Extreme for iPhone 7/8の販売を開始した際にお取引先様より「iPhone 8は防水仕様でしょ?防水ケースを付ける意味有るの?」とのご質問を頂いたことがあります。その質問待ってました!とばかりに説明したのが各メーカーが用いる防水規格(IPコード)の違いで、iPhoneの防水仕様は別の言い方をすれば「生活防水」になります。それでは生活防水とはどの程度の防水性能を示すのか?何をもってして”完全防水”と言い切れるのか。その根拠となる国際規格から。

IPコード/国際電気標準会議(IEC)

工業製品規格として日本ではJIS規格が有名ですがグローバルに通用する工業規格としては国際電気標準会議(アイイーシー)が定める世界共通工業製品規格があります。その中でも固形物の侵入を防ぐ「防塵」性能と水の侵入を防ぐ「防水」性能を等級で表した規格があり通称IPコードと呼びます。詳しく知りたい方はWikipediaを参照してください。ちなみにiPhone 8及びiPhone XはIP67規格に準じ、Extreme for iPhoneはよりグレードの高いIP68規格に準じます。

IPコードは次のように表示されます
IP[防塵等級][防水等級]

例:IP67=防塵等級6級/防水等級7級

防塵等級
0級:特に保護がされていない
1級:直径50mm以上の固形物が中に入らない

5級:有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない
6級:粉塵が中に入らない

防水等級
0級:特に保護がされていない
1級:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない

6級:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない
7級:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない
8級:継続的に水没しても内部に浸水することがない

防塵性能に関してはiPhoneと本製品は同一の6級規格(粉塵が中に入らない)で設計されているので一見すると「対粉塵であればケースを装着する必要は無い」と思われるかもしれません。が、そうは問屋が卸してくれません。iPhoneの設計理論上は”内部”にまで粉塵が入り込む余地は無いのかもしれませんが、充電ポート、物理ボタンの隙間等に粉塵が入り込むことでiPhoneの使用に支障を来す可能性は残念ながらあります。

防水等級8級 – 最高密封設計 –

防水性能について再度ここでおさらい。iPhone 8の防水性能はIP67で7級になります。7級の「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない」を言い換えれば「多少水に浸っても問題ないよ」となります。但し注意しなければならないのは防水等級は全て常温の真水に対しての規格であり海水、温水に対して保証するものではありません。特に金属を腐食させる可能性のある海水については基本的には厳禁と考えて間違いないと思います。また、Appleの公式ウェブサイトを確認してもどの程度の水圧下で何分の水没は問題ないと明記されているわけでは無いのでiPhoneが何処までの水没に耐えうるのかは通常利用における通常生活の範囲内と解釈するしかありません。

iPhone完全防水ケース

iPhone防水防塵ケース「Extreme for iPhone」の防水性能は最高クラスの8級「継続的に水没しても内部に浸水することがない」に該当します。「断続的に水没」も平たく言い換えれば「ある程度の水圧が掛かる状況である程度の時間水没していても内部に水が浸水しない」を表します。Extremeシリーズにおいては水深2mの水圧下で1時間以上の水没にも耐えうる設計を施しており、水中撮影さえも可能な気密性を備えています。

また、塩水への腐食にも強い特殊なTPU素材の使用と特別な塗装を行っているので海水でも気兼ねなく使用することが可能となります。※ 海水環境で利用した後はしっかりと真水で洗浄する必要はあります。

最新のiPhoneは優秀な防水性能を有しておりますが以上の通り、いわゆる生活防水性能に準じます。ある程度特殊な環境でiPhoneを利用する場合はIP68程度の防水防塵ケースを使用することをお勧めします。Extremeシリーズについては防水防塵性能だけでなく、万が一の落下に備えた米軍ミリタリー規格に準じた耐衝撃性能、特別に開発した9H硬度の特殊PETフィルムの採用、IP68防水防塵ケースとしては世界最高峰の薄さと軽量化の実現等、様々な付加機能も備えています。その辺は商品ページに詳しく掲載しています。

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