ネジを使わないiPhone 11バンパー『DECASE Lock for iPhone 11/XR』開発中（※開発中止）

※ 2020/03/18 新型コロナウイルスの影響により製造が困難となりましたので本品の開発を中止致しました

今更ですかと言わないで

一度は製造を諦めたDECASE for iPhone 11シリーズの計画を再始動！

言いたいことも、言えないことも多い大人の事情が渦巻き、一度は生産を諦めたDECASE for iPhone 11を生産を前提とした再設計に乗り出しました。

取付工具不要『DECASE Lockシリーズ』

DECASE for iPhoneシリーズについてはiPhone 6以降、その高評価に甘え大幅なアップデートを控えておりましたが、今回より更なる高評価を頂いた取付工具を使わずに簡単脱着可能な『DECASE Lock系（特別モデル）』をスタンダードモデルとして採用する予定です。

過去から現在においてアルミニウムバンパーの最適な装着方法はネジ止め式であることは疑ったことはありません。究極的な状況かもしれませんが例えば10mの高さからコンクリートへ落下させてしまった場合、ネジ式であれば外れてしまう可能性は限りなく低く、優秀な保護力を証明することが可能です。各社も採用しているワンタッチ脱着式ですと、同条件下では落下の衝撃でバンパーがスマートフォンから外れてしまう可能性があります。ですので頑なにネジ式を採用し、ワンタッチ脱着を可能にした『DECASE Lock系』に関してはあくまでも限定販売を行うスペシャルエディション的な位置づけでした。率直に製造コストが1.5倍程度になるとの理由もあったりしましたが…。

良いこだわりなのか、悪いこだわりなのか、意見は分かれると思いますが、私達はバンパーという名が付くからにはDECASEにおいては保護力は最優先課題であり、大げさに言えばユーザビリティとデザインに関しては二次的な要素としていた部分が他社さんと比較すると多分にあったかと思います。ただ、保護力の確保＝ネジ式が大前提！の図式からどこかの段階で脱しなければいけない必要性は感じてはおりました。スマホのように毎日持ち歩き触れる環境であれば振動によりネジの緩みは発生しやすく、最低でも一ヶ月に一度程度はネジを締め上げる必要があり、工具がなければ取り外すことも出来ない。私も海外でSIMを変更しようとした際に「あ、ドライバー忘れた…」で泣いたことがあります。

エゴサーチ＆レビュー結果

DECASE for iPhone 11シリーズを設計するにあたり製造元とかなり深いやり取りを行いました。私達CROYの結論しては『DECASE Lock』シリーズをプレミアバージョンではなくノーマルバージョンとすることでした。製造コストが高いためにDECASEの中では高額な価格帯となりますがネガティブレビューのない満足度の高い製品であることは明らかでした。語弊のある言い方になりますが、Amazonにおいては10個レビューがつけばどんなに高好評であっても1つは悪いレビューがつくものです。そのような中で4未満のレビューも無ければネガティブな感想が一切ない。Twitter等をエゴサーチしても悪評は一切なく恥ずかしい程のべた褒めの数々。もう、これしかない！（Amazonのレビューはこちら）

ここから先は製造元とのネゴシエーションになりました。

製造が困難⇨歩留まりが低い（不良率が高い）⇨生産効率が悪い⇨工場としてはやりたくない⇨生産コストが上がる⇨生産数を上げることでコストを落とせないか？交渉⇨率直に工場としてはやりたくない⇨生産数を多少上げるくらいではコスト減は無理⇨でもCROYとしてはやりたい！しかもある程度価格を抑えたノーマルバージョンとして！！！

こうして昨年末に頓挫したDECASE Lock for iPhone 11ですが、先ずはiPhone 11のみ『テスト販売』の名目で無理くり製造元を丸め込み、数ヶ月ぶりに再始動する運びとなりました。(๑•̀ㅂ•́)و✧

現在、パーツ単位で見直しを進めており目標としては3月上旬迄に販売にたどり着ければと考えております。