液晶パネル交換 for Xperia XZ2 Compact

液晶パネル交換 Xperia

※本記事は昨年11月下旬ごろに下書きしたまま忘れ去っていた記事です。2ヶ月程遅くなり削除しようか?悩みましたが貧乏性なのでアップすることにしました。

来ました!来ました!交換用パネルセット!!!

前回記事「さよなら?Xperia XZ2 Compact」にてお伝えしました交換用液晶パネルがついに中国からはるばるやってきました!いや、ホント待ってました。私にはやはりiPhone(というかiOS)の箱庭仕様がどうしてもストレスとなってしまい、お陰様でスマホを触る機会が減少して今流行のデジタル・デトックスモードに強制移行しておりました。いや、本当に素晴らしいと思いますよ、iPhone(iOS)。家族や知人にはAndroidよりiPhoneを勧めているくらいですから。ただ、わたしとウマが合わないだけであって…。

ところで、新しいスマホが販売されるとSNSやYouTubeで繰り返されていますよね、開封の儀。子供の頃にプラモデル制作が好きだった自分としては開封の義よりスマホをいち早く分解するiFix恒例の”分解の儀”を楽しみにしておりまして、それをまさか自分で行うことになるとは。

液晶の縁をドライヤーで温める、てか熱する

あ、最初に言っておきます。この作業は完全に自己責任です。何があろうが自己責任です。世間一般の善良な方々はプロにお任せすることを心底お勧めします。手先が器用とかそういう問題ではなく電池を搭載した製品を分解するわけで、最悪の場合は大怪我をする危険性がありますので。

液晶パネルと本体は溶剤でシッカリ固定されているので、先ずは液晶パネルの縁をドライヤーで熱し続け溶剤を溶かします。本体が熱くて持てなくなる程度に熱する必要があるので私はダンボールの上で延々とドライヤーで熱しました。時間にしたら約5分程度。で、溶剤が溶けたと思われる頃に交換キットに入っていたプラ板をマイクの隙間にサクッと差込ます。差し込めない時は溶剤が溶けていない証拠なので更に熱しましょう。

プラ板を隙間に複数枚差し込みます。とにかく熱する、プラを差し込む、熱する、プラを差し込むを繰り返し液晶パネルを無理なく外せる程度にして、後はペリペリっと液晶パネルを外します。

液晶パネルを取り外す際に気をつけるのは液晶パネルと本体を接続させている画像赤丸箇所。交換パネルを取り付ける際に接続ケーブルの”方向”と位置を目に焼き付けて、ケーブルを押さえつけているブラックのプラスチックの爪をパチンと外します。で、購入した交換パネルの接続ケーブルを目に焼き付けた通りの方向に差し込みブラックのプラスチックをパチンと取り付ければ交換完了!

ね!簡単でしょ!

と思った矢先に重要な物が無いことに気がつく。

液晶パネルと本体を接着させる両面テープが無いやんけ!!!

液晶パネルと本体は本来、専用の両面テープのようなもので接着させます。言葉で説明するのは難しいのですが、本来は専用接着シートが同梱されているはず(つもり)でした。Amazonから届いた箱をひっくり返すも無い。もしや、と思いAmazonの商品ページを確認して俄然とする。確かに付属品に「両面テープ」の記述がない…。マジか、ありえない…。念の為に出品者(中国人)に両面テープは入手することは出来ないのか?メールで質問する。30分もしないうちに返信が来る。『はい、ございませんので日本でなんとか入手してください』。無理無理。仮にこの記事を見て自分で液晶パネル交換をやってみようと思っている方はこの点、ものすごく注意して交換用パネルをご購入ください!改めてAmazonで幾つかの交換液晶パネルセットを見ましたが両面テーブは付属していたりしていなかったりでした。

防水性が落ちるのを覚悟のうえで通常の両面テープを使うのは有りなのですが、テープを液晶パネル周りに綺麗に貼り付けるのが面倒だったのでエイッ!ヤァッ!と瞬間接着剤で接着。うん、我ながら器用。

テストモードを起動して液晶画面を隅々なぞってみるもタッチ切れ箇所は無し!よし!

で、最後に液晶画面のテストモードを起動して液晶のタッチ切れ等が無いか確認する。うん、無問題。※液晶テストモードはちょいと特殊な方法を用いるのでここでは詳細は省きます。気になる方は「Xperia 液晶 テストモード」でググってみてください。

ここまでの工程を列記すると

  1. 液晶パネルを熱し液晶パネルと本体を分離させる
  2. 液晶パネルと本体を繋ぐ配線を外す(本体側を外す)
  3. 交換用液晶パネルを本体に装着する
  4. 専用接着シートを本体に貼り付け、液晶パネルを接着させる
    ⇨専用接着シートがない場合は自力でなんとかする!

そして起動したXperia XZ2 Compactを手に取り「うん、うん、やっぱりこれこれ、このサイズ感」と大満足(*^^*)

2020/1/17 追記
「購入したパネルの型番を教えてください」とダイレクトメールを頂きました。中国で販売している液晶パネルが本当に使えるのか?心配でご連絡頂いたようでが、Amazon等で販売されていてサクラレビューではなく本物のレビューがついている液晶パネルであればどれも一緒だと思います。というのは残念ながらXperiaは世界で売れているスマートフォンではなく、そんなスマートフォンの交換用パネルをわざわざ製造する企業があるワケなく…ね?ここまで言えば伝わりますよね?ね!

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